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ウッドショックってなに?

2021.6.16 update

輸入木材高騰が住宅産業を直撃 「ウッドショック」で多方面に影響

林野庁によれば、北米の製材価格は昨年4月に約2・4立方メートルあたり353ドル(約3万8600円)だったが、今年4月には同1290ドル(約14万1300円)と3倍以上も上昇。背景には米国や中国の住宅市場の活況がある。

米国では新型コロナウイルス禍を受けた在宅勤務の広がりや低金利などを背景に、住宅建設やリフォーム需要が増大。今年の住宅着工件数は約160万戸と、昨年(約138万戸)から伸びる見通しだ。中国でも住宅需要が伸び、材料となる北米や欧州産の木材価格を押し上げている。

このあおりを受けて、今後一般住宅の価格は高騰し、材料が供給されるようになっても、価格が戻ることはないと思われます。

新型コロナウィルス禍による世の中の変化は相当ですね。
「コロナ禍の間だけ国産材を利用するというのでは、木材事業者の経営は成り立たない。今回の問題を機に、国としても林業支援を強化すべきではないか」と業界では話している。

業界では、木材の不足から、受注しても建てれないという問題がしばらく続きそうです。